東海学院大学
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16TOKAI GAKUIN UNIVERSITY人間関係学部 心理学科 / 学べる3つの柱 学べる 言語聴覚PICK UP! カリキュラム音声・言語・聴覚・嚥下についての知識と技術をしっかりと身につけます。脳血管障害や外傷をはじめとする脳の器質的な病変により生じる言語機能の障害について、「適切な言葉が脳内に思い浮かばない」「正しく言葉を並べることができない」「言葉の理解が困難である」といった多彩な言語症状の特徴を類型化するための具体的な方法について学びます。嚥下機能は「困難なく食べること」を維持する上で欠かすことができません。言語聴覚士はこの領域の中核的医療職として、さまざまな医療職種との共働の中心に位置しながら、多彩な摂食嚥下障害に対応します。聴覚障害の概要、聴覚障害児・者の発達や心理、医学的基礎、聴覚的検査や評価、聴覚補償、難聴と言語機能、支援の概要を学びます。聞こえの機能、聞こえないとはどういうことか、聴覚情報の意味などに触れ、聴覚障害の理解を深めます。ことばの遅れは様々な原因により生じます。言語発達障害学では、ことばの理解や表出が遅れる要因を探り、発達レベルや阻害要因から評価方法を学び、個々の子どもの全体像を捉え、支援の方法を身についけていきます。[ 言語聴覚士を目指すためのプロセス ]1年次2年次3年次4年次卒業後コミュニケーション過程とそこで起こる課題、また言語聴覚士の仕事内容や活躍の場などについて学習。言語聴覚士として必要な学問的基礎を学ぶ。神経系や聴覚系、発声・発語系などの科目や臨床医学に加え専門科目を学習していきます。言語聴覚士として必要な専門知識の獲得。専門的な講義や演習を学び、臨床実習に向けての準備を進めていく時期です。さらなる専門知識の獲得と臨床実験準備を進める。臨床実習や嚥下障害学・失語症学・補聴器。専門的な講義を履修し、言語聴覚士国家試験の合格を目指します。臨床実習と国家試験の準備を積み重ねる。病院のリハビリテーション科、社会福祉施設、難聴幼児通園施設など、言語聴覚士として多様な職場が考えられます。失語症学Ⅰ嚥下障害学Ⅰ聴覚障害学Ⅰ言語発達障害学Ⅰ言語聴覚士を求める職域は年々拡大し、医療に限らず、保健・福祉、教育などの分野に広がっています。高いコミュニケーション能力と協調性を備え、障害と向き合う幅広い年齢層の人々に寄り添い、生涯にわたり研鑽を積んでいく使命感をもったプロフェッショナルの育成を目標としています。■ コミュニケーション能力と協調性、 おおきな使命感をもった人を育てる。幅広い心理学の知識と、言語聴覚士として必要な医学的教育を基盤に、失語症学をはじめとするさまざまな言語聴覚障害の専門科目を学び、多岐にわたる卒後の進路選択に備えます。そのために多くの実習を導入し、自然と高度な知識が身につくカリキュラムを作成し、臨床実習も充実させています。学べる言語聴覚の特長カリキュラム■ 言語聴覚士国家試験の 合格に直結したカリキュラムを作成。臨床の現場で実際に活躍する言語聴覚士の懇切丁寧な指導のもと、医療機関や各種施設において充実した臨床実習を体験します。医師、看護師、PTやOTなどのリハビリテーション職をはじめとする多職種の連携により実現するチーム医療の実践を肌で感じることができます。■ 言語聴覚士の働く医療機関や福祉施設にて 臨床実習を行い、現場に役立つ実践力を身につけます。大多数の卒業生が医療機関に就職する一方で、個々の希望に合わせて、老人保健施設や小児療育センター、福祉教育の分野に進むなど進路先は多岐に渡り、言語聴覚士の専門性を生かして、補聴器などの医療機器メーカーに就職する例なども見られます。■ 医療機関・福祉施設、 学校教育や聴覚支援センターなど多彩な就職先。

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