東海学院大学
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40TOKAI GAKUIN UNIVERSITY健康福祉学部 総合福祉学科 / 学べる3つの柱 学べる 臨床工学PICK UP! カリキュラム医学・工学両分野の広範な科目を効果的に組み込んだ履修内容。生体計測装置は医療システムの中に組み込まれて使用するものなど極めてその使用範囲は広い。授業では、生体計測装置の原理・構造と、生体という計測対象の特異性について理解していきます。病理学は、個々の病気の概念をはっきりさせ、病気の発症や進展の機構を明らかにする役割を持っている。生物学的な医学現象をどうとらえているかを理解し、必要な基礎的医学知識を得ます。システムの定義と諸事項を整理し、システムの構成と考え方について理解を深めます。さらに、医用機器用の自動制御機構を理解する目的で、基礎理論およびフィードバック制御の考え方を学びます。臨床工学技士の実際の業務について病院で実習を受けます。血液浄化療法業務、手術室業務(人工心肺を含む)、集中治療室業務(人工呼吸療法を含む)、高気圧酸素療法業務、医療機器安全管理業務などが主なものですが、臨床工学技士が関わる業務範囲は益々拡大しつつあり、それらを含め実習を受けます。[ 臨床工学技士を目指すためのプロセス ]1年次2年次3年次4年次卒業後臨床工学技士に必要な基礎知識や知識を理解し、人体の構造と機能、人の生命に関わる医療機器を扱うための工学を基本から学びます。自然科学、工学、基礎医学および教養科目を学ぶ。病態生理や治療法の理解に必要な基礎医学、薬理学、医用治療機器や生体計測装置、呼吸療法装置などの用途、適応疾患、原理、構造、機能などを学びます。工学、基礎医学など専門基礎科目および専門科目の一部を学ぶ。臨床医学と血液浄化療法装置、体外循環装置などの用途、適応疾患、原理、構造、機能および医療機器の安全管理について学びます。さらにそれぞれの実習を受け理解を深めます。各種生命維持管理装置などとその実習、臨床医学などの専門科目を学ぶ。臨床医学およびチーム医療、感染対策など臨床実習に関わる事項を学び、臨床実習を受ける。その後、国家試験に備えて、知識の整理を行う。臨床医学、臨床実習に備えた学びおよび臨床実習。国家試験に備え、知識の整理を行う。臨床工学技士は国家試験合格後、実務経験を経て専門臨床工学技士や学会認定試験を目指しスキルアップを図っています。さらに学位取得を目指し大学院へ社会人入学する人もいます。また、医療機器関連企業で活躍する臨床工学技士もおり、技術者や研究者としての道もあります。生体計測装置学病理学医用システム・制御工学臨床実習Ⅱ臨床工学技士は医療・工学の両方の分野に関わるプロフェッショナルです。しかし、臨床で活躍するためには基礎知識、基本手技をしっかり身につけておくことが重要です。物理、応用数学などの基礎科目、医用電気・電子工学、基礎医学などの専門基礎から臨床医学、各種生命維持管理装置および医療機器安全管理などの専門分野まで広範な分野を学びます。■ 医療・工学両分野の広範な科目を 組み込んだ授業体系。大学4年間を通じて授業、実験・実習など学生一人ひとりに応じたきめの細かい学習指導を実施。医療人としての資質を育成していきます。■ 人間性豊かな医療人の育成を目指す。病院、医療機器メーカーなど多くの場所で求められる臨床工学技士。それぞれの適性や希望に応じてきめ細かにキャリアサポートします。■ 教員、職員が一体となって、キャリアサポート。チーム医療の一員として将来活躍できるよう、医療現場で必要な知識をつけるため、他学科の科目を学ぶことができます。技術だけではない、より奥行きのある臨床工学技士を目指せます。■ よりリアルな学びを追求出来ます。学べる臨床工学の特長カリキュラム

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